不動産を売却した時にかかる税金一覧表

不動産を売却したことによって生じる売却益（譲渡所得）に対して、所得税・住民税が課税されます。
また、所得税・住民税はかかりますが、買い換えの特例など有利な制度があります。

居宅を売るとき、買い替える時	譲渡所得税・住民税	3,000万円 の特別控除	（売却代金－土地建物の取得費用－譲渡費用－3,000万円）×税率
			短期譲渡所得	5年以下の所有		所得税30％（30.63％）
						住民税9％
			長期譲渡所得	5年超10年以下		所得税15％（15.315％）
						住民税5％
			定率分離課税	10年超所有	6,000万円以下	所得税10％（10.21％）
						住民税4％
					6,000万円超 の部分	所得税15％（15.315％）
						住民税5％
		買い替え特例	特定の住居用買い換え、売却代金1億円以下、10年以上居住			10年超所有が条件 ▼
			[売却代金-買換代金-（取得費+譲渡費用）× （売却代金-買換代金）/売却代金]×			所得税15％（15.315％）
						住民税5％
		2つの住宅譲渡損失の繰り越し控除の特例	①.5年超のマイホームを買い替える際に生じた譲渡損失が他の所得との損益通算後、 　　なお赤字の場合に、翌年以降3年間繰越控除ができる。
			②.5年超のマイホームを譲渡する際に生じた譲渡損失のうち、住宅ローン残債がマイ 　　ホームの売却代金を超えている場合に限り、その差額を限度として損益通算でき、 　　なお赤字が残ると翌年以降3年間繰越控除できる
	特例が受けられる 居宅とは		①現に居住している住まい ②住まなくなって3年目の12月31日までに売却した住まい ③留守家族の住む住まい ④災害から3年目の12月31日までに売却した居住跡地